ウィズコロナ時代を全世界の人が生きています。
当たり前だった様々な常識が砕け、新しくなる時代。
新型コロナウィルス感染症によって世の中は完全に変わりました。
幸いにもワクチン接種加速に伴い、感染者数も死亡者数も減少、飲食業者に対する様々な制限も解除され、社会の様々なことが落ち着きを取り戻しつつあります。
しかし、また今後感染者数がどうなるのか、誰にもわからず、常にマスクをし、人との距離をとるスタイルは変わりません。
変わらず感染者がでれば必要以上に反応してしまう風潮があり、コロナ禍で差別や偏見を受けているとの報道も目にすることがあります。
「ワクチンハラスメント」という言葉も、今日も各地で使われています。
そんな中生まれたシトラスリボン運動をみなさんはご存じでしょうか。
シトラスリボン運動とは、愛媛県で始まった新型コロナウイルスに感染した人や医療従事者に対する差別をなくす運動です。
愛媛特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、その賛同者であることを示します。感染者、医療従事者が帰ってくる時に、笑顔で「ただいま」「おかえり」と言い合える関係を提唱しています。 ここで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)を表しています。
「ただいま」「おかえり」と言いあえる町なら、安心して検査を受けることができ、感染拡大を防ぐことにつながります。 また、感染者への差別や偏見による弊害も防ぐことができます。
コロナ禍の中だからこそ、みんなが暮らしやすい社会とはもう一度考えられるこの時。
大きなことができない今だからこそできる、小さなこと、そんな人の輪を一人一人から。。
それがシトラスリボン運動だと感じています。
「自ら気をつける」ことが本当に大切な時です。
しかし、社会のつながりの中で生きている私たちは、気をつけていたとしても、誰でも感染してしまう可能性があります。
自分もいつその身になってもおかしくないこの時です。
そんな中で、最前線でこのウイルスと戦っている医療従事者に対する感謝。
感染者の人たち、そのご家族に対する配慮が本当に必要な時だと感じます。
CGM主聖霊教会はシトラスリボンプロジェクトに賛同しています。
CGM主聖霊教会の牧師先生の教えの中に「心と思いと命を尽くして神様を愛し、神様が愛する兄弟たちを愛しなさい。これは、神様の最高の愛を実践することだ」
「<自分の命>は「第一の命」であり、<兄弟たち>は「第二の自分の命」だ。命のために祈りなさい」というものがあります。
まずは第一に心と思いと命を尽くして神様を愛する事。第二にその神様の愛により、人間同士お互いが愛し合うこと。
この教えの中にコロナ渦の時だからこそ、社会を平和にする、笑顔にする根本があるのではないかと思います。
参考聖句<マタイによる福音書22章37~40節>