西田恵子さん

 私が聖愛教会と出会ったのは今から6年前でした。
 私の家族は、娘と息子、夫の4人ですが、当時、夫が仕事に失敗して、自分もどん底の生活でした。何か救いを求めてスピリチュアル系の本を沢山読んでいました。読んでいたどの本にも、よく聖書が引用されていたので(例えばマタイによる福音書7章7節「求めよ、そうすれば与えられるであろう」など)、私は成功する人は皆聖書を読んでいるんだと感じました。

 そんな時、息子が「教会で聖書の勉強をしてみたいんだけど?」と相談してきたのです。息子はへび年で3月生まれなのですが、私はへび年3月生まれの人間は社長になる、ということを聞いたことがあり信じていたので、この子が聖書を読んだらきっと成功する人生になると思い、勉強するよう勧めました。

 それからしばらくして、息子に、お母さんも教会にきて聖書を勉強してみないかと誘われたのです。それでバイブルスタディを学ぶようになりました。ペテロがイエス様についていった話を聞いたとき、「人生は誰についていくかが重要」と教えていただき、私には今までついていく人がいなかったと感じました。

 聖書の話を聞き、お祈りをし始めて、だんだん神様の存在と神様の愛を実感するようにななりました。教会での若い人たちや同年代の方とのお付き合いも、今までとは違う次元での付き合いで、毎日が楽しく充実しています。

 自分が精神的に生きかえり、やる気がでたので、どん底の生活からも抜け出しました。今は毎日家族のために祈り、家族の絆がより一層深まって日々感謝の生活をしています。

山下美知子さん

 私は3年前からこの教会に通っています。
 一人息子はもう成人して結婚し子供にも恵まれた人生を送っていますが、息子がまだ5歳の時、夫がなくなり、5歳の息子と義理の母、そして私の3人での生活をずっとしてきました。大変に思われるかもしれませんが、いつも誰かがいいタイミングで助けてくれていたので、自分はラッキーな人間だと思っていました。今思えば、昔から神様がいつも誰かを通して助けてくれていたんだと感じ、感謝しています。

 数年前、無事成人した息子が独立し、一人暮らしになった私は、急に孤独を感じスーパーで思わず泣いてしまいました。60歳も過ぎ、このまま一人でずっと、どういう老いらくを過ごしたらいいだろうと残された人生の生き方を深く考えるようにったのです。遊ぶ友人は沢山いましたが、旅行に行ったり美味しいものを食べに行くのも、だんだん楽しくなくなっていました。本も沢山読みましたが、自分を変化させるに至るような本には出会えませんでした。

 そんな時、息子が結婚することになり、結婚式の時に息子が通っていた聖愛教会の聖歌隊の方々が歌いに来てくれました。その讃美歌にとても感動し、その後聖歌隊の人が教えてくれているコーラスサークルに参加するようになりました。讃美は好きでしたが最初は信仰を持つまではいかないと思っていました。

 そんな折、息子が私の誕生日に聖書をプレゼントしてくれました。少し読んでみたら自分の考えと一致することが多く書いてありました。聖書をわかりやすく教えてくれるというので、バイブルスタディを学んでいきましたが、やはり共感することが多く、礼拝にも参加するようになりました。

 一番最初に礼拝に行った印象は、礼拝の空気の張り詰めた感じが心地よく、牧師さんに何か普通の人とは違うものを感じ嬉しかったです。ただ、目に見えない神様ということがなかなか実感できなかったのですが、生活していく中で、例えば落ち込んだ時、教会の兄弟姉妹に声をかけられ、自分が嬉しくなるようなことを話しかけてくれたりすることが度々あったので、ああ、主の御働きなんだなと感じ、少しずつ実感していきました。

 教会の方々は心に壁がなくて、本当に信じられる人たちだと思い、楽しく教会に通って信仰生活をしています。私のように人生の生き方を考えている方がおられたら、教会にいらっしゃってみてはいかがでしょうか。